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洗顔の正しいやり方って、改めて言われても知らないなあ……なんて方は結構おられると思います。
子どもの頃から普通に朝起きたら顔を洗って……の延長線上のままで、特に深く考えたことはないよというパターンですね。
でも、30代になるころにはお肌のエイジングサインがでるようなって、あらためてスキンケアを見直そうなんて考えたときに起こる疑問が『正しい洗顔ってなに?』だと思うんです。
なので、『正しい洗顔のやり方』についてちょっとまとめて見ようと思います。
この記事は……
におすすめの記事となっています。
最初に洗顔の種類について考えてみます。
これは個人的に『泡洗顔』と『ジェル洗顔』にわかれると思います。
洗顔の種類というとなんか仰々しいですが、基本的にはどっちも同じ洗顔なんです。
でも、『見た目がなんとなく違う』ので違う洗顔と考えてもいいかなと思ったわけです。
これが洗顔料という話になるともう少し明確に差があって……
6種ある洗顔料のタイプ
とあります。
でも、これらをもう少し大きな視点から見ると『フォーム』『固形』『パウダー』『ミルク』『泡洗顔』タイプは基本的に『泡立てて使うタイプ』なんです。
一方、『ジェルタイプ』を使う時のやり方はクレンジングをするときのやり方に近いんです。
ジェルタイプでも泡立てて使うものもありますが、基本的にジェル洗顔と言えばクレンジングみたいに『塗って洗い落とすタイプ』の洗顔方法になるでしょう。
なので、大別すると洗顔の種類は『泡洗顔』と『ジェル洗顔』になると思います。
洗顔のやり方について詳しく解説していきます。
泡洗顔の注意ポイントは……
です。
泡洗顔は汚れを手の平でぬぐい落としているのではなく、『泡でなでるように塗布して溶かしだして洗い流す』洗顔です。
なので、『泡立て』の出来がポイントなのです。
よくできた濃密泡は汚れを良く洗い出してくれますし、指と肌の間の摩擦を減らして肌に負担をかけずに汚れを洗い流してくれます。
あと1つ、絶対に言っておきたいことが。
よくゴシゴシと肌をこすってしまう方がおられますが、これはNG。お肌は摩擦刺激でシミなどの原因となるメラニンを作ってしまいますし、なによりこすればお肌を傷めてしまうので、美容という観点からすればどう見てもNGなんです。
泡洗顔の前準備と洗顔方法について簡単なチャートを作ってみました。
【泡洗顔の流れ】
基本的な流れはこのようになります。
では、個別に見ていきます。
意外な盲点なのですが、洗顔前に手をきちんと洗うようにしましょう。
これは手が汚れていると泡洗顔で重要な『泡立て』の邪魔になるからです。
次に『前洗い』です。
温めのお湯で、サッと顔の表面を洗い流します。ゴシゴシとこすってはいけませんよ。
これはホコリなど大きな汚れをザックリと洗い流すとともに、『毛穴を開くため』でもあります。
だから、水で洗うのはNG。毛穴がしまってしまいます。
毛穴が開けば、泡を顔に乗せたときにより効果的に毛穴の汚れを洗い流せますよ。
これが本当に意外な盲点で注意です。
たとえば食器などでも油ッけが多いと洗剤がうまく泡立たなかったりしますよね?
これがちょっと大変で慣れが必要です。
言葉で説明すると……
⇒適量のぬるま湯を少量ずつ加えながら適量の洗顔料を溶かす
⇒溶かした洗顔料を空気を含ませるように泡立てる
⇒さらにもっちり感を出すために出来上がった泡を練り込む
になります。
でも、これではイメージしにくいでしょう。
なので、youtubeでちょっと探してきました!
そしたらとてもわかりやすい動画があったのでご紹介しておきますね。これを見れば『泡立て』はバッチリだと思います。
はじめは大変かもしれませんが慣れればなんてことない作業です。
泡の出来具合が洗顔の質に直結しますので、ここは頑張りましょう!
次に直接『洗う』という作業になりますが、ここで注意点が。
絶対にゴシゴシと皮膚をこすらないでください。これはNGです。
泡洗顔は汚れや皮脂を泡に溶かしだして洗うのあって、ゴシゴシとこする行為は百害あって一利なしです。
脂っぽい場所は泡でなでるように、目元口元などは泡を乗せるだけで十分です。
決して『こすらない』。
これを忘れないようにしましょう。
ゴシゴシやると洗った気になりますが、もう本当に『気だけ』でまったく効果がありません。
それどころか皮膚にはマイナスでしかないので絶対やめましょう。
『優しくなでるように』これ一択です。
洗い残しがないようにしっかりとぬるま湯で流します。
流し残すと不潔にもなりますし、なによりその部分の皮脂が洗い残した洗顔料にたくさん奪われてしまいお肌を痛めます。だから、流し残しはないように注意しましょう。
また、ここでも使うのは『ぬるま湯』です。熱すぎても冷たすぎてもNG。適切な温度を意識します。
フェイスラインや毛の生え際などには泡が残りがちです。注意してしっかりと洗い流しましょう。
キレイに洗い流せれば、あともうチョットです。
清潔なタオルを使って水けをふき取ります。
この時に注意すべき点は……
です。
清潔なタオルを使わないと、雑菌を顔に塗布するのと同じことになりお肌に非常によろしくありません。
たとえ目で見えなくても、雑菌はただでさえ存在しています。
なので、しっかり洗ってしっかり乾かした清潔なタオルを使用することはとても重要なことです。
次に水けをふき取るときも『こすらない』ように注意です。
かるく押し付けたり、ポンポンと触れるだけで十分です。
洗い流しの段階で泡の洗い残しがあったりすると、このふき取りの時にこすり落としたくなります。
だから、しっかり洗い流して、このふき取りの段階では水けを軽く吸収させる程度のイメージで行えるようにしておくことが大事です。
どのステップにおいても洗顔において『ゴシゴシはNG』と思っていて間違いありません。
参考までに、皮膚科医の友利新先生のYoutube動画もご紹介しておきます。
専門家によるお肌に優しい正しい(泡)洗顔方法の解説なので、最終チェックとして見ておくとより完璧です!
次にジェル洗顔のやり方につぃて解説します。
ジェル洗顔も基本的な考え方は泡洗顔と同じです。根本的にはどっちも同じ『洗顔』なんですから。
でも、やり方としてはジェル洗顔は泡洗顔よりクレンジングの方に近いように思えます。
泡洗顔ではないので泡立てる必要はもちろんありませんし、ジェルを塗りつつマッサージするように広げるので、動作的にはまさにクレンジングに近いんです。
こちらも簡単なチャートを作ってみました。
【ジェル洗顔の流れ】
基本的な流れはこのようになります
では、個別に解説していきます。
汚れをジェルに混ぜないようにするためや大雑把に汚れを落とすという意味から、泡洗顔同様にジェル洗顔でも『手を洗う&前洗顔をする』はした方がいいと思います。
ジェル洗顔でも、やはり顔を濡らしておいた方が良いですし、毛穴は開いておいた方が効果的です。
具体的には『泡洗顔の手を洗う&前洗いについての項目』をチェックしてくださいね。
泡洗顔もジェル洗顔も同じ洗顔です。
ジェル洗顔では基本的にはジェルを泡立てずにそのまま使うので、取り出したジェルを優しく塗っていきます。
動作のイメージ的には洗顔というよりもクレンジングをするときのようなイメージになると思います。
ゴシゴシとこすらずマッサージをするように塗り広げていく感じです。
あと、ジェルを塗って洗い流すまでの時間は30秒程度が目安です。
微調整はありですが、ジェル洗顔でも一般的には長すぎる放置時間はNGです。これは製品によるので全部が全部とは言えないのですが一般論的にはやはりサッと洗い流すイメージになると思います。
たとえばパックもできるなんて製品もあったりするんです。そういう製品だと、このサッと洗い流すというのはあてはまらなかったりするのです。
ここでもやはり『こすらない』ことが大きなポイントです。
洗い流しは泡洗顔の時と同様です。
なので、詳細は『泡洗顔の洗い流しの項目』をチェックしてください。
要は『ぬるま湯』で『しっかり流す』ことを気をつければOKです。
洗い流しに泡洗顔との違いはありません。
ふき取りも泡洗顔の時と同様です。
なので、詳細は『泡洗顔のふき取りの項目』をチェックしてください。
要は『清潔なタオル』を使って『絶対にゴシゴシとこすらない』ように気をつければOKです。
ふき取りも泡洗顔との違いはありません。
実際にジェル洗顔をしている動画を探してきましたので、文章だけでは実際にどうやればいいのかがわかりにくいとお思いの方はこちらもチェックされるとよりわかりやすいと思います。
私は『ぬるめのお湯』でという認識でしたが、改めて調べてみるとより具体的に『32~34度くらい』という数字を見つけましたので気になる方は参考にしてみてください。
ひとの皮脂は30度ぐらいで溶けだすので、基本それより少し高い温度で洗うときれいに洗い落としやすくなります。
これより冷たすぎると皮脂汚れが溶けだしにくくなりますし、顔の毛穴も冷たいものが触れれば閉じてしまいますので洗い落としにくくなります。
逆に熱すぎると残したい皮脂まですべて溶けだしてしまいますし、熱すぎれば皮膚を熱で傷めてしまいます。
なので、おおよそで十分ですが『適温を守る』ということを意識すると洗顔の質がワンランクアップします。
洗顔に関しては……
が目安とされています。
朝晩の回数にしても、1回の時間にしても、理由は『必要な皮脂まで洗い流してしまってむしろ肌トラブルの元になるから』です。
オイリーな感じなってくるとどうしても何度でも洗いたくなりますが、洗いすぎはやっぱりNG。
必要な皮脂まで洗い流してしまい肌トラブルに繋がったり、皮脂が欠乏していると判断されてよりオイリーになっていくということにも繋がっていきます。
1回30秒という基準も同様に必要な皮脂まで洗い流してしまうからです。
だいたい1回30秒。長くても60秒までと思って洗顔するのが良いと言われています。
なので、まとめると……
と必要な皮脂を残しつつさっぱりと洗顔できるのではないでしょうか。
洗顔は皮脂を洗い流す行為なのでやりすぎは良くなく、適度に行うことが重要なのです。
洗顔時、特に注意すべきこと7つを箇条書きにしてみました。
最低限この注意項目は守った方がいいでしょう。
頭で考えているとややこしいですが、継続してルーチン化してしまうとなんてことないです。
『クレンジング⇒洗顔』は美容のスタート地点とさえ言えます。
どんな素晴らしいメイクも、キレイな地肌がないと映えません。
そしてキレイな地肌を作るためのスキンケアラインのスタート地点が『クレンジング⇒洗顔』です。
スキンケアにおいて美容液などにももちろんこだわるべきですが、そこにこだわっているのに『クレンジング⇒洗顔』がテキトーになってしまっている方は結構いらっしゃると思います。
強い言い方になってしまいますが、それではダメです。
スキンケアは美容液などを使う『ONのケア』よりも、クレンジングや洗顔といった『OFFのケア』こそが重要です。
なぜなら、『ONのケア』を効果的にするには『OFFのケア』をしっかりと行っている必要があるからです。
なので、この記事を参考にしていちどご自身の洗顔を見直してみてください。
あなたのスキンケアに、きっとプラスになるはずです。
『クレンジング⇒洗顔の』の『OFFのケア』こそがスキンケアの成功失敗を左右するとさえ言えると思います。
【関連記事】
洗顔の正しいやり方の記事です。